カムチャッカの若者が
キリンのをてるとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニュヨクの少女が
ほほえみながら寝返りをうつとき
ロマの少年は
柱を染める朝日にウインクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレするのだ
度から度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこかくで目ましのベルがっている
それはあなたの送った朝を
かがしっかりと受け止めたなのだ
俄斯的年人遇鹿,
墨西哥的小女孩在晨中等著公,
的少女在床上微笑身,
的少年著朝眨眼!
早晨在地球的某悄悄展,
我著朝,
度到那度,
起大家是流守地球的,
入睡前的片刻起耳朵的,
就能方的音,
那正是你送早的早晨,
被哪接走的明,
おはよう
※中古小姐任意的翻
※谷川俊太郎(たにかわ しゅんたろう)
1931年京生まれ。 52年、「文学界」にを表して注目を集め、女集「二十光年の孤独」を刊行、みずみずしい感性が高いを得る。以降文を生として今日に至る。主な集には、文学を受した「日々の地」をはじめ「ことばあそびうた」「定」「みみをすます」「よしなしうた」「世知ラズ」「モツァルトをく人」などがある。また、本「けんはへっちゃら」「こっぷ」「わたし」や、日本翻文化を受した集「マザグスのうた」やスヌピでおなじみの「ピナッツ」などの翻、脚本、写真、ビデオなどさまざまな分野で活している。代を代表する人のひとり。
※http://www.polystar.co.jp/contents/artist/database/tanikawa.html
※http://yumiyama.exblog.jp/1449536/
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